第三期 第1回京都クオリア塾 /平成29年4月22日
大変革の時代、人生の折り返し地点に立つ企業人に新たな気づきと人生そのものを考えなおすきっかけをと、始まった京都クオリア塾、この4月から第3期がスタートしました。
初回は、音楽史がご専門の京都大学人文科学研究所教授、岡田暁生さんです。自らジャズを演奏するという岡田教授のテーマは「AIはモーツアルトになれるか!?」
囲碁や作曲・演奏などAIがより人間に近づきAIが人間を超える、と言われる今、岡田教授はAIによるパターン抽出と順列組合せでクラシック音楽やビートルズ風の音楽が生まれているが、パターンからの逸脱が「個性」であり、AIはモーツアルトにはなれない、と問題提起。そして、初音ミク、コンピューターを用いて数多くの作品を生み出す三輪 眞弘さん、ピコ太郎などを例に最近の動きを紹介し「人間にしかできない音楽を考えよう」と語りかけました。
第3期のファシリテーターは、関西学院大学経済学部教授で京都クオリア研究所研究員の山鹿久木さん、西洋音楽の歴史を辿りながら、ポピュラー、ジャズ、歌謡曲などを含め
芸術の価値を改めて体感する機会を得ました。
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クオリア京都とは?
人間ひとりひとりの深く高質な感性(クオリア)に価値を置く社会、これは各人の異なる感性や創造性が光の波のように交錯する社会ともいえます。
京都からその実現を図ろうと、各種提言や調査、シンポジウムなどを開催した京都クオリア研究所ですが、2018年に解散したため、㈱ケイアソシエイツがその精神を受け継いで各種事業に取り組んでいくこととなりました。
クオリア社会実現に向けての行動を、この京都から起こしていきませんか?
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