第五期 第6回京都クオリア塾 /令和元年11月16日
大変革の時代、人生の折り返し地点に立つ企業人に新たな気づきと人生そのものを考えなおすきっかけをと、始まった京都クオリア塾、この4月から第3期がスタートしました。
最終回は、恒例の経営者のスピーチです。第2期に続いて堀場製作所会長兼社長の堀場厚氏から「経営者から学ぶ~“京都企業”の強みとは⁉」をお聞きしました。
堀場氏は、堀場製作所の歴史を紐解きながら、教科書通りには世の中は動かない。自らの教科書をつくり、東京都は異なり異業種交流ができるという京都の“場”を活用して、ツキを引き寄せてほしい、そのためにはチャレンジ精神を持ち続けることが重要と語りかけました。
そして、チームのオペレーションを遂行するだけでなく、上司と戦うオーナーズマインド、をぜひ持つ人材になってほしい、と話されました。
次いで京都大学大学院思修館教授の山口栄一氏が「イノベーティブな企業を創る」をテーマに講演、失われた20年で日本企業は同一性と分化へと舵を切った結果、イノベーションを生み出す“共鳴の場”を失った。40代にこそリスクをとる覚悟が求められる、と語りました。
この後、会場の京都ロイヤルホテル&スパで懇親会を開き、京都らしい異業種の交流をさらに進めていくことを誓い合いました。
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クオリア京都とは?
人間ひとりひとりの深く高質な感性(クオリア)に価値を置く社会、これは各人の異なる感性や創造性が光の波のように交錯する社会ともいえます。
京都からその実現を図ろうと、各種提言や調査、シンポジウムなどを開催した京都クオリア研究所ですが、2018年に解散したため、㈱ケイアソシエイツがその精神を受け継いで各種事業に取り組んでいくこととなりました。
クオリア社会実現に向けての行動を、この京都から起こしていきませんか?
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