第四期 第10回京都クオリア塾 / 平成31年3月3日
第4期京都クオリア塾の最終回となる第10回は、堀場製作所の堀場会長兼グループCEOを囲んでの研修です。従業員の6割を外国人が占め、スケールは大きくはないが大規模に負けないポジショニングを持っている、その理由は…と語りかけます。
時代が大きく変わる時、仕事でも趣味でも自分の柱を立てることが大切で、20代に何をしたかが、その後に繋がる。私の場合は四面楚歌で取り組んだアメリカでの体験があり、更に40代で緊急入院、明日は分からない、今日をベストに生きよう、となった。
四半期ごとに発表されるIRも、アメリカの税制と異なる日本においては、結果的にリスクマネージメント=行動しない、となっている。
京都市は人口の10%が学生という「知」の拠点で、小さくても一流のことをしていれば認めてもらえるという価値観がある。独自の文化、技術を育む京都の価値観は貴重な財産であり、京都企業は東京を越えて世界で仕事をしている。全体を見た上で一分野を捉え、20代の時の「これ、違うんでは?」というスピリットを持ちながら取り組んで欲しいと話しかけました。
そして、堀場製作所の企業理念「おもしろおかしくJOY&FUN」を紹介しながら、人生の一番大事な時間を過ごす企業で、時間を忘れて独創的なことにチャレンジすることの意味を説かれました。
研修の後は、クオリア塾OBや講師の方にも参加していただき、懇親会を開催、堀場会長兼グループCEOが言われる潮目の変わる年、私たちはどうアクションを起こすか、と活発な意見交換が続きました。